枕もベッドもマットレスも、見えないだけでダニの天国!あなたのにも家族のにも、ダニがうじゃうじゃ……寝てる間ずっと、顔の上をカサカサはい回っているかも…… 「いやいや、ダニ対策なら、やってるよ!」……でも、そんなあなたの”常識的なダニ退治”、実は全然意味なくて、今日も変わらずダニがうじゃうじゃなまんまだとしたら…?? 「いや、そんなわけない…はず…!」と思ったあなたこそ、要注意!まずは、あなたの知ってるダニ退治が、本当に意味あるのか……答え合わせしてみませんか? 家族の快適な暮らしは、まだあなたの手で守れます。 >>7つのダニ退治法の勘違い!大正解のダニ退治法はどれ?
- 「えっ、このダニ対策、意味ないの!?」
湿気が高くなってきた今日この頃…
寝具や衣類の中は、ダニにとって最高の住処となってしまうのです。
あのおふとんにも、お気に入りの毛布にも、ダニがうじゃうじゃと大繁殖しているかも…!?
梅雨の時期にはなんと150倍に繁殖するなんて話も…
洗濯せずにはいられないですよね。
そうだ、漂白剤を入れればダニに効果がありそうね!
いやいや普通に漂白剤なんだからダニにも効果あるでしょ?
と実践している方も多いかもしれません。
ダニ対策してるつもりでも出来ていなかったら?
ただでさえシーツや毛布を洗濯するのは大変なのに、その労力が無駄になっているかも!?
漂白剤を使って洗濯したら、ダニに効果はあるのか?
その真相を一緒に追っていきましょう!
そのシーツ、洗濯する前に必見です!
Contents
ハイターを使ってもダニは死なない!?
「洗濯するだけじゃ心もとないし、漂白剤を入れればダニもさっぱり綺麗にできそう!」
実は、漂白剤を使ってもダニを殺す効果を発揮することはできません。
まな板の除菌や汚れを白くするのによく使われる漂白剤。
誰もが一度はお世話になったであろうあのカビキラーなども、
換気扇はゼッタイ、メガネやマスクをするよう注意書きがあります。
目に入った場合失明の危険も。
こんな劇薬、直接かけたらイチコロなんじゃ?と絶対ダニにも効きそうな気がしますよね。
しかし、漂白剤でもダニは死なないと思っていいでしょう。
効くという話もありましたが、色々とあちこち調べてみてもその根拠は見つかりませんでした。
ならば直接聞いてみようと思い、私たちもよく使う洗剤などを製造している「花王」と
害虫対策のエキスパートである「アース製薬」に問い合わせをした結果
漂白剤における殺虫効果については、答えることができないといった回答が返ってきたのでした。
洗剤と一緒に投入しようが、つけおきをしようが、生きているダニにはノーダメージだったというわけです。
意味はある!漂白剤で見込める効果
漂白剤を使ってもダニを殺すことは難しいということが明らかになりました。
しかし全くの無意味というわけではなく、
このようにダニを減らしたり、衣類そのものを綺麗にできるというメリットがあります。
- エサとなる微生物を分解することでダニを増やさない!
- 死骸やフンを取り除いてアレルギーを防げる!
- 継続的に使うと洗濯槽を清潔に保てる!
生きているダニにはあまり効果がなくても、ダニのエサとなるカビ・ほこり・皮脂汚れなどをきれいにすることでダニが住めなくすることはできます。
ダニの死骸やフンを吸い込むとアレルギーの原因となります。
ただしこれらは洗濯すれば大部分が洗い流せるそうなので、大事なポイントですね。
え?ちょっと待って!塩素系とか酸素系って何が違うの?
と思ったかもしれません。
次の章でカンタンに説明します!
漂白剤は2種類!どう使えばいいの?
漂白剤には大きく分けて2種類あります。塩素系漂白剤と酸素系漂白剤です。
それぞれ得意とする洗浄効果が違います。
得意な分野 | 用途 | |
酸素系漂白剤(粉末) |
油汚れ・皮脂汚れ |
生地を傷めず優しく洗える |
酸素系漂白剤(液体) |
気になる汚れにつけおき |
普段の洗濯と一緒に |
塩素系漂白剤 | カビや雑菌・ウイルス | 洗濯槽などのカビに |
しっかり洗浄したいときは酸素系の粉末タイプで。
その後日頃からケアをするときに酸素系の液体タイプを使っていくといいでしょう。
酸素系漂白剤でダニのエサを抹消せよ!
オキシクリーン、ワイドハイター、オキシウォッシュなどがこの酸素系漂白剤にあたります。
粉末タイプと液体タイプで、成分と漂白パワーが異なります。
主成分は過炭酸ナトリウムで弱アルカリ性。
液体タイプよりもしっかりと汚れを落としてくれる。
油汚れに効果があるがウールやシルクには使えない。
粉末タイプの漂白剤が水と混ざると、過酸化ナトリウムが分解されて酸素が発生します。
するとシュワシュワと泡が出ます。これが漂白効果を発揮するんです。
弱アルカリ性なので、酸性の皮脂汚れに適しています。
ダニはフケやほこりなどもエサにしてしまいます。ダニを増やさないためにも、粉末タイプでしっかり洗浄するのがオススメです。
主成分は過酸化水素で酸性。
粉末タイプよりも漂白力は下がるが、ウールやシルクにも使える。
特に臭い消しに効果を発揮する。いつもの洗濯と一緒に普段使いがおススメ。
液体タイプではワイドハイターシリーズなどがこれに当てはまります。
塩素系漂白剤ならカビとダニ同時に防げる!
ハイター、ブリーチと呼ばれるあの水色のボトル。
まな板やスポンジを殺菌・消毒するときにお世話になるのが塩素系漂白剤です。
あの独特な塩素の匂いは「プールの匂い」を思い出しますよね。
強い殺菌・消毒効果がありカビ、微生物を分解する
刺激が強いので生地を傷めてしまうことも
脱色作用があるので色柄物を洗濯するときは使えない
次亜塩素酸ナトリウムという成分が、強い殺菌効果でカビや微生物を分解します。
ダニはカビを食べて繁殖するので、塩素系漂白剤はマストと言えるでしょう。
そしてちょっとめんどくさがりな人は一度は考えてしまう、間違った使い方も。
- 洗濯するのめんどくさいから漂白剤を水で薄めてスプレー!
→生地の色が抜けたり肌が荒れてしまう可能性が高い。また塩素系漂白剤はどんどん揮発するのですぐに薄まってしまうため実用的ではない。 - 塩素系と酸素系、両方入れたらもっと効きそう!
→害はないけど本来の効果が発揮できない!
特に塩素系漂白剤は、酸性洗剤と混ざると有毒なガスが発生したりと危険なものです。
取り扱いには十分注意して正しく使いましょう!
花王のHPでは洗剤の使い方や、商品の裏面の表示も見れてとても便利。
例えば「うちにあるあの漂白剤は酸素系だっけ?」と思ったときスマホですぐに確認できます。
参考にしてみてください。
まとめ
- 漂白剤では生きているダニは殺せない
- けど、住めない環境にしていくことはできる!
- 液体タイプの酸素系漂白剤で日頃からケア&塩素系漂白剤でカビ防止と洗濯槽を清潔に!
いかがでしたでしょうか。
さすがに漂白剤ならダニも死ぬだろうと思っていた筆者にとっても、少しショッキングな結果ではありました…。
しかし洗剤の使い方をしっかり確認して、正しい対策をすることでダニは減ります!
スッキリ気持ちいい梅雨を過ごしましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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