枕もベッドもマットレスも、見えないだけでダニの天国！あなたのにも家族のにも、ダニがうじゃうじゃ……寝てる間ずっと、顔の上をカサカサはい回っているかも…… 「いやいや、ダニ対策なら、やってるよ！」……でも、そんなあなたの”常識的なダニ退治”、実は全然意味なくて、今日も変わらずダニがうじゃうじゃなまんまだとしたら…？？ 「いや、そんなわけない…はず…！」と思ったあなたこそ、要注意！まずは、あなたの知ってるダニ退治が、本当に意味あるのか……答え合わせしてみませんか？ 家族の快適な暮らしは、まだあなたの手で守れます。 >>7つのダニ退治法の勘違い！大正解のダニ退治法はどれ？
- 「えっ、このダニ対策、意味ないの！？」
就寝時や起床時に、咳や喘息のような症状が出る！
このようなことで、お困りではないですか？
ヒョウヒダニは、家の中でほぼ1年中見られるダニです。
人を刺すことはありませんが、ヒョウヒダニの体・死骸・フンがアレルギー性疾患の原因となります。（アレルゲン）
ダニアレルギーの症状として、鼻水・くしゃみ・咳・のどが痛む・目のかゆみや充血・皮膚のかゆみや炎症など、様々な問題を引き起こします。
【アナフィラキシーショック】
症状は皮膚症状（全身の紅斑こうはん、じんましん、かゆみ）、呼吸困難が主ですが、意識低下、ショックなどの全身的なアナフィラキシーが生じる場合もあります。症状は、摂取直後から1時間以内に発症しているケースがほとんどです。
引用元：東京都福祉保健局
生息場所：布団や枕・カーペット・ソファーなど
エサ：ほこり・人のフケ、アカ・食べかすなど
温度：20～30℃、湿度：60～80％の高温多湿な環境を好みます。
布団や枕のお手入れを怠ると、ヒョウヒダニが繁殖します。
ダニが繁殖した寝具を使い続けた結果、ダニの死骸やフンを体内に吸い込んでしまい、アレルギーを発症してしまうのです。
この記事ではヒョウヒダニの駆除の方法3選と対策の方法4選をご紹介しています。
- 高温乾燥機を使用する
- ダニ取りシートを使用する
- くん煙剤を使用する
- 床を掃除し、整理整頓をする
- 寝具を清潔に保つ
- ダニの住みにくい生地を使用する
- 湿度に気を配る
ヒョウヒダニを駆除して快適な睡眠を得たい方、ヒョウヒダニの被害にあう前に対策をしておきたい方はぜひ最後までお付き合いください。
Contents
ヒョウヒダニの大きさは0.3～0.4mmほど
画像引用元：アース製薬
ヒョウヒダニの大きさは0.3～0.4mmくらいの大きさです。
フケ・アカ・汗が1グラムあることで約300匹のヒョウヒダニが生息できるとされています。
ヒョウヒダニの0.3～0.4mmという大きさは、肉眼で見つけ出すには適さないサイズ感ですが、畳の下などでダニが密集していたら、ホコリのように見えることがあります。
ヒョウヒダニの駆除方法3選！
- 高温乾燥機を使用する
- ダニ取りシートを使用する
- くん煙剤を使用する
高温乾燥機を使用する
1つ目は『高温乾燥機を使用する』です。
ダニは60℃の高温で死滅するといわれています。
布団や枕、毛布といった寝具は高温乾燥機にかけて、ヒョウヒダニを死滅させましょう。
布団乾燥機やコインランドリーに設置されている高温乾燥機を使用することで、60℃以上の高温と、ダニが苦手な『乾燥』で、ヒョウヒダニの死滅効果が見込まれます。
高温乾燥機を使用し、取り出した後は必ず掃除機をかけましょう。
乾燥機に関する洗濯表示記号
『・』は60℃までの熱風乾燥が可能な、低温乾燥に対応しています。
『・・』は80℃までの熱風乾燥が可能な、高温乾燥に対応しています。コインランドリーの乾燥機にかける場合はこちらのマークがあることを確認しましょう。
『×』は乾燥機の使用はできません。
ダニ取りシートを使用する
100円ショップのセリアで購入した『ダニ取りシート』
2つ目は『ダニ取りシートを使用する』です。
ダニをおびき寄せて、駆除することができるシートです。
布団はもちろん、ソファーやカーペットにも設置が可能です。
使用後は、そのまま家庭用のゴミとして捨てることができます。
洗ったり、乾燥機にかけるのが難しい製品に気軽に設置できるのが嬉しいポイントです。
シートによって捕獲できるダニの種類が異なる場合があるので、購入の際は捕獲できるダニの確認をしてください。
上の画像のダニ取りシートは100円ショップの『セリア』で購入したものです。
ダニ取りシートを検討してみたいという方は、まず100円ショップのものでお試しをするのもアリです。
くん煙剤を使用する
3つ目は『くん煙剤を使用する』です。
くん煙剤からモクモクと煙が出てきて、部屋の隅々まで薬剤が行き渡り、広範囲のダニを死滅させたいときに効果的な方法です。
使用する前に、食品を棚や冷蔵庫にしまう、ペットや植物を外に出す、家電・衣服・火災報知機などにカバーをかける、などなど、手間がかかるのが難点。
使用する前には必ず説明書きを読みましょう。
使用後はダニの死骸が発生しているため、掃除機掛けなどをして清潔にしましょう。
ヒョウヒダニの対策・予防方法4選
- 床を掃除し、整理整頓をする
- 寝具を清潔に保つ
- ダニの住みにくい生地を使用する
- 湿度に気を配る
床を掃除し、整理整頓をする
対策1つ目は『床を掃除し、整理整頓をする』です。
じゅうたん・畳などの床面や、ソファーなどに掃除機をかけます。
1平方メートルあたり、20秒ほど掃除機をかけると効果的です。
また、日常的に手入れがしやすいように、家具や押し入れの中は整理整頓をし、こまめに掃除をしましょう。
寝具を清潔に保つ
対策2つ目は『寝具を清潔に保つ』です。
就寝時に体を密着させるので、ダニとの接触機会が増える布団やベッドなどの寝具は、清潔に保っておきたいです。
丸洗いできる毛布や布団を使用し洗濯することで、ダニの死骸やフンを洗い流すことがでます。
天日干しではダニは死滅はしませんが、空気を通すことでダニが嫌う乾燥効果が見込めるため、対策には最適です。
天日干しや乾燥機を使用した後には、掃除機掛けを必ず行いましょう。
ダニの死骸やフンを放置しておくとアレルゲンの原因となるためです。
ダニの住みにくい生地を使用する
対策3つ目は『ダニの住みにくい生地を使用する』です。
ダニは、高密度繊維の生地を使用した布団カバー・シーツ、合成皮革を使用した椅子やソファーに潜り込むことが難しいとされます。
それらの素材を、あらかじめ使用することでダニを防除できます。
ヒョウヒダニが住み着きにくい生地
- 植物性の素材（綿など）
- 化学繊維（ポリエステルなど）
湿度に気を配る
対策4つ目は『湿度に気を配る』です。
ダニは、60％以上の湿度があると繁殖してしまいます。
こまめに喚起や除湿を行い、部屋の中の湿度を60％以下にしましょう。
冬場は加湿器を使う機会が増えるため、より一層気を配る必要があります。
ヒョウヒダニの駆除・対策で快適な睡眠を得ましょう！
今回はヒョウヒダニの駆除の方法と対策をお伝えしました！
- 高温乾燥機を使用する
- ダニ取りシートを使用する
- くん煙剤を使用する
- 床を掃除し、整理整頓をする
- 寝具を清潔に保つ
- ダニの住みにくい生地を使用する
- 湿度に気を配る
1日の疲れを癒す睡眠。
ヒョウヒダニによる咳やくしゃみ、かゆみで目が覚めて、次の日に寝不足になんてなりたくないですよね。
成人の場合の最適な睡眠時間は6～7時間といわれています。（個人差があります）
そんな貴重な時間を、ダニに邪魔されたくないですよね？
被害が出る前にしっかりと対策しておくことで、未来の健康を守ることができますし、大切な家族の健康を守ることにも繋がります。
今回の記事が、あなたの大切な睡眠と健康を守れる記事になっていたら幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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