枕もベッドもマットレスも、見えないだけでダニの天国!あなたのにも家族のにも、ダニがうじゃうじゃ……寝てる間ずっと、顔の上をカサカサはい回っているかも…… 「いやいや、ダニ対策なら、やってるよ!」……でも、そんなあなたの”常識的なダニ退治”、実は全然意味なくて、今日も変わらずダニがうじゃうじゃなまんまだとしたら…?? 「いや、そんなわけない…はず…!」と思ったあなたこそ、要注意!まずは、あなたの知ってるダニ退治が、本当に意味あるのか……答え合わせしてみませんか? 家族の快適な暮らしは、まだあなたの手で守れます。 >>7つのダニ退治法の勘違い!大正解のダニ退治法はどれ?
- 「えっ、このダニ対策、意味ないの!?」
枕カバーを小まめに洗っているから、ダニ退治はできている。
と、思っていませんか?
実は、洗濯だけではダニを取り除くことはできません。
枕カバーは鼻と口が近いためダニがいると、くしゃみや鼻づまりなどのダニアレルギー症状が出やすくなります。
ダニアレルギーの症状
アレルギー性鼻炎:くしゃみ、鼻みず、鼻づまり
アレルギー性結膜炎:目のかゆみ、充血、涙、ゴロゴロ感など喘息:せき、呼吸困難など
アトピー性皮膚炎:皮膚のかゆみ、湿疹など
枕カバーにダニがいると思うと、安心して眠れませんね。
安心して眠るためにも、今回は枕カバーのダニ対策をご紹介します。
Contents
枕カバーにダニが繁殖しやすい理由
枕カバーはダニにとって、大好きな環境です。
枕カバーにダニが繁殖しやすい理由 ・汗と体温による高温多湿 ・頭皮のフケがある
汗と体温による高温多湿
寝ている間に汗が枕カバーに付着し、湿度が高い状態になります。
朝起きると、寝汗を結構かいていませんか?
なぜなら、人間は睡眠中にもコップ1杯分の汗をかいているからです。
睡眠中は知らないうちに汗が蒸発し、冬でも200ml前後、熱帯夜には500ml以上と、想像以上の水分を失っているんです。
引用元)西川 夜こそ気をつけたい!「睡眠中の熱中症」とその対策
冬は、布団と毛布で暖かくして寝ていますね。
ダニは、そんな暖かくて湿気がある環境が大好きなんです。
ダニの繁殖に適した条件は、温度が20℃〜30℃、湿度が60〜80%。
人間の汗と体温により、枕カバーはダニにとって繁殖しやすい環境となります。
頭皮のフケがある
枕カバーは、汗だけでなく頭皮のフケがつきやすいです。
フケは、古くなった頭皮の一部です。
新陳代謝によって、どうしても頭皮の表面が剥がれ落ちます。
(参考:健栄製薬 【医師監修】フケが出るのは乾燥肌だから?考えられる原因と防ぐためのポイントを解説)
このフケがダニのエサになることで、ダニが繁殖しやすくなってしまいます。
枕カバーにいるダニは洗濯で退治できない理由
![](https://bedroom-danikiller.com/wp-content/uploads/2021/10/kaden_sentakuki.png)
枕カバーにいるダニは洗濯で退治できない理由
ダニの生命力はとても強いです。
洗濯の水流ぐらいでは、ダニは取り除けません。
それどころか、水で窒息死しないすごい生き物なんです。
枕カバーのダニ退治方法
![](https://bedroom-danikiller.com/wp-content/uploads/2021/10/bug_dani_madani_set.png)
ダニは熱に弱い生き物です。
50℃の熱で20〜30分、さらに60℃の熱でダニは一瞬で死滅します。
引用元:NHKためしてガッテン 今こそ!ダニ撲滅宣言
熱を利用することで、ダニを効果的に退治できます。
コインランドリーの乾燥機を使う
ダニを退治するためには、コインランドリーの使用が効果的です。
コインランドリーの高温の温風で、完全にダニは死滅します。
ただし、枕カバーの素材が、熱に耐えられるかを確認する必要があります。
洗濯表示を確認してから、コインランドリーを使用しましょう。
例えば、以下のような洗濯表示があれば、熱により素材が痛む可能性があります。
![](https://bedroom-danikiller.com/wp-content/uploads/2021/10/家庭洗濯表示-e1635403276319.jpeg)
![](https://bedroom-danikiller.com/wp-content/uploads/2021/10/タンブル乾燥禁止.jpeg)
引用画像)GUNZE 洗濯表示 新旧対比表
クリーニング屋に相談する
![](https://bedroom-danikiller.com/wp-content/uploads/2021/10/クリーニング.png)
枕カバーをコインランドリーで洗濯乾燥できない時は、クリーニング屋に相談しましょう。
高価な素材や特殊な素材を使用している時は、洗濯の専門家に相談する方が安全です。
枕カバーのダニ予防方法
![](https://bedroom-danikiller.com/wp-content/uploads/2021/10/sleep_makura_woman_au.png)
防ダニの枕カバーは、高密度繊維で作られています。
そのため、ダニは枕まで通過できません。
しかし、枕カバーの表面にいるダニが、顔や首を刺す可能性があります。
人間の汗と体温により、枕カバーはダニにとって繁殖しやすい環境です。
まずは、枕カバーを常にキレイにして、ダニが住みづらい環境をつくりましょう。
そのためには、枕カバーの洗濯が必要となります。
さらに、洗濯はダニアレルギーの原因となるダニの死骸やフンを除去できます。
洗濯頻度
枕カバーは最低でも、1週間に1〜2回は洗濯しましょう。
ただし、入浴せずに枕を使った場合は、その都度洗濯してきれいな状態を保つ必要があります。
特に、汗をかきやすい夏は、さらに洗う頻度を増やした方がいいですね。
替えの枕カバーが足りない場合は、枕の上にタオルを敷いて、タオルを毎日交換するという方法もあります。
枕カバーの洗濯方法
![](https://bedroom-danikiller.com/wp-content/uploads/2021/10/sentaku_tearai.png)
枕カバーを洗う回数が増えると、布同士がこすれて徐々に傷んでしまいます。
できるだけ、布が痛まないように、洗濯ネットに入れて洗いましょう。
枕カバーの素材によって洗濯方法が異なります。
洗濯前には、洗濯表示を確認することが必要です。
まとめ:枕カバーはきれいな状態を保つことが大事!
枕カバーは高温多湿な環境になりやすいため、ダニが繁殖しやすいです。
一旦、枕カバーにダニが住みつくと、処理に手間がかかります。
枕カバーだけでなく、枕・布団・マットレスにまで繁殖してしまうかしれません。
ダニが住みづらい環境にするためには、常にきれいな状態を保つことがポイントです。
枕カバーを常にキレイにして、ダニから枕カバーを守りましょう!
そして、安心して快適に眠りましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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